いつも通り日課の家電量販店の玩具コーナー巡りをしていたときふと、ひとつのガンプラが目に留まった。
水星の魔女の"HG ガンダムエアリアル"をコンビニで見かけて面白半分で購入してなんとなく作ってから何かに憑かれたかのようにプラモデル作りに没頭していた。
水星の魔女HGシリーズにはじまり、基本形のRX-78-2ガンダム、自分が一番好きなモビルスーツであるグフ、以前から造形が好きだったバルバトスのMG(マスターグレード)。美少女プラモにも手を出し始め30MINITS SISTERS、コトブキヤのメガミデバイス、メガミデバイスのアリスギアアイギスコラボ、アルカナディア。
気が付けば昨年の10月から20体超のプラモデルを作っていた。
そんな中、気にはなっていたが未だに手を出していないガンプラシリーズが存在した。それがRGシリーズだ。多彩なバリエーションがあるHGシリーズと同じ1/144スケールでありながらMG並みの造形や可動機構を閉じ込めた、まさにバンダイの技術の結晶とも呼べるようなガンプラシリーズである。
そんなRGシリーズのガンプラ、今回手にしたのが
『RG 1/144 ゴッドガンダム』
ビックカメラで購入。3480円(税込み)。
RGゴッドガンダムはこのシリーズの中では一番最近に発売されたもので、各種レビューを見る限りでもすこぶる評判が良い。一度組んでみたいと思っていたモデルではあったが懸念点があった。
「Gガンダム、マジでわからない。」
マジでわからない。マジでわからない機体を楽しんで組めるのか、マジでわからない。が、何本かYoutube等でのレビューを見て絶賛されていたのを見て気にならないわけがない。玩具好きとしての血が騒ぐ。
気が付いたら購入していた。
結果としてその選択は大正解だった。
見てくれ……ため息が出るくらいカッコイイだろ…………。
塗装もスミ入れもしてないんだぜ…………。
本当にかっこいいです、RGゴッドガンダム。MGに勝るとも劣らない造形美、バンダイの技術の粋を集めて作られた可動機構。立体物としての鑑賞性、おもちゃとしての遊びの幅。すべてが素晴らしい。時間があったらスミ入れとツヤ消しトップコートをして完成させたい。武道のポーズが作品的に合うらしいのでいろいろポーズをとらせてみたらえらいカッコイイ。
どんなポーズをしても似合う。
ゴッドガンダム大好きになるわ。
Gガンダム見ます。
アマプラになかった。
泣いた。
初めてのRG、めちゃくちゃ感動した。HGと同等スケールでこの造形の細かさは本当にすごいの一言に尽きる。いろいろ調べてみたらRGゴッドガンダムは本当にクオリティーが高いみたいで全部のRGが必ずしもこうではないらしい。小さくて造形も細かいのでやはりパーツ一つ一つがとても小さく、他のRGは結構パーツがポロリと取れてしまうことが多々あるようだ。その面で考えてみても初めてのRGがゴッドガンダムで本当に良かったと思える。パーツが簡単に取れることも全然ないし、ぐりぐりと動かせる。本当に素晴らしいプラモデルだった。
しかしやっぱり作業量はとてつもなかった。ひと際面倒だったのはアンダーゲートによる強制二度切り三度切りが多すぎる点。
おまえさ……
このアンダーゲートはねぇよ…………
疲れたぁ…………
満足感はとてもありました。